インタビュー

KSBマーケティングセールス 塩見 風子
KSBマーケティングセールス 塩見 風子

BtoCだからおもしろい!

学生時代、CMとか動画制作に興味があり、エリアは絞らずに就職活動していました。正直、テレビ営業はあんまりよく分かってなかったのですが、企画・アイデアがあれば楽しいことができそうかなと思って入社しました。
今の主な業務はテレビ営業とイベント事業が半々ぐらいです。イベントはいわゆる裏方ですね。KSBで毎年実施している仮面ライダーのイベントの運営などを担当しています。普通のテレビCM営業だとクライアントさんにCMの枠を買っていただいているのでBtoBですが、イベントだとチケットを売ったり、会場運営したりと直接お客さんの反応が見られるBtoCの側面があります。視聴者・生活者の皆さんがどんなイベントやコンサートを望んでいるのかを肌で感じながら勉強しています。

好きすぎてエリア初のイベントを実施!

2019年秋、岡山市で有名アニメ制作会社ゆかりの人気曲をオーケストラで演奏するコンサートを実施しました。その会社の作品のイベントは、関係の強い日本テレビ系列しかできないと思っていたのですが、テレビ朝日の系列局の人に紹介してもらって、系列局の関係が無くても開催できるということが分かったので、社内外の調整は大変でしたが、なんとか実施できる運びになりました。
ただ、チケットの販売という面では、当初の想像より、はるかに苦戦しました。毎日チケットの売り上げ状況を見て、売れていない時は、どうやって売ろうか悩みました。
毎年やっているイベントだと、地域にも浸透しており、想定する来場者などマーケティングの手法もある程度確立しているのですが、有名アニメ制作会社ゆかりのイベントといえど、地域で初めての試みで、また、オーケストラのコンサートというイベントの性質(小さな子供の入場制限)など実際に来場できる方の想定を含めて、集客の難しさに直面しました。
チケットを1枚でも多く買ってもらうために、吹奏楽部がある高校に告知ポスターを持っていってPRしたり、インスタグラム、フェイスブック広告をやったりしました。コンサート当日はどれだけお客さんが入るだろうと緊張しましたね。超満員とはなりませんでしたが、お客さんからまた聞きたいという感想を多く頂けたので嬉しかったですね。1つのイベントを多くの人に知ってもらうこと、それをチケットの購買に繋げる難しさは特に勉強になりました。

KSBマーケティングセールス 塩見 風子

テレビ局のお祭りをやりたい!

自分が好きだからという“情熱”でエリア初のイベントを実施まで持っていけたことはもちろん良かったのですが、今お客さんが本当に何を見たいのか、どんなイベントをしたら喜んでもらえるのか、実際に参加できるお客さんはどんな人か、視野を広げて知っておくことが重要だなとあらためて感じています。コロナ禍でイベントが減っちゃいましたけど、そんな中で視聴者・生活者がどんなイベントを望んでいるのか、しっかり見極めたいですね。
そして、“お客さんに喜んでもらえて”“お金になる”イベントをどんどん増やしていきたいですね。そして、将来的にはテレビ局のお祭りをやりたい。テレビ局のブランディングにもなるし、生活者・視聴者と触れ合える機会を作っていきたいです。

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